毎日生姜を食べると起こる変化とは?美味しく食べる漢方薬とは?
生姜は主役になりにくい食材ですよね。
ですが実は調べると、オーソドックスな薬味としてや、ご飯にちょい足しできたりできます。
私も色々と調べるまでは、薬味としてしか使用していませんでした。
しかも、チューブ型の物のみ。w
チューブ型が悪いという話ではありませんのでご安心を。w
そして、体に良い事は知っていましたが、調べていくうちに色々な良さが分かってきました。
今回はどんな良い事があるのか、生姜の事を書いていきます。
生姜とは
薬味としてあまりにも有名ですが、本当は色々な食材との相性が良いです。
料理の具材や、飲み物、etc.
体をポカポカにしてくれる他、
”生姜は百邪を防御する”
と言われる程、健康効果が抜群です。
生姜のパワーとは
根本的な作用
- 血管拡張・血流促進・体温め
辛み成分で血管が広がり血流を促進。
血行がよくなり体温が上がる。
私はコーヒーにちょい足しで飲んでいます。体が温まります。(チューブです。) - 殺菌作用
ジンゲロンのみならず、ジンゲロール、ショウガオールも殺菌作用がある。 - 抗酸化作用
抗酸化作用によってがん予防やアンチエイジングに役立ちます。
代表的な関連作用
- 酵素活性化・免疫力アップ
体温が上昇すると酵素が活発に働くので免疫力が上がる - 抗ウイルス
白血球の働きがよくなりウイルスや病原菌に対する抵抗力が高まる - 鎮痛[リウマチ、生理痛、肩こりなど]
血流がよくなると生理痛や肩こりなどの痛みが和らぐ - 消化促進
胃腸の内壁の血行がよくなる事で消化を助け、栄養の吸収力もアップ - アレルギー改善[花粉症、アトピーなど]
免疫力が正常に働き、老廃物を処理
皮膚を修復する力もある - 安眠
体温アップの好影響と、シネオールという香り成分によってリラックス - 血液サラサラ
体温によって代謝が上がり、老廃物が燃えて血液の状態がよくなる - 発汗
体温が上がって汗が出ることによって解毒にもつながる - 胃の調子を整える
血流が促されると胃の働きが活発に
胃の痛みや吐き気も緩和 - 駆風
胃腸内に溜まったガスの排出を促す
便秘解消にも - 気分の落ち込み改善
血の巡りによって「気」の巡りも改善
気分が上がる - 抗がん
抗酸化作用により体内の活性酸素が除去され、がんを予防する
生姜に秘められたチカラ
生姜には多くの良い成分が秘められており、効果効能もたくさんあります。
そのなかで、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では万病を治す物として薬効が認められ、漢方薬では主に使われる薬の7割以上に生姜が使われているそうです。
アメリカ・ミシガン大学の研究では、生姜の成分によってがん細胞が自滅する「アポトーシス」という現象が誘導される事も報告されました。
体温上昇で免疫力アップ!?
生姜の健康作用は非常に多くありますが、その理由のほとんどが「体を温める」という作用によるものです。
生姜に含まれる「ジンゲロール」「ショウガオール」という成分にはそれぞれ、末梢血管を広げて血流が促進したり、脂肪や糖質の燃焼を促す効果があり、それによって体温が上がるのです。
体温が1℃上がると代謝が12-13%ほど上昇し、同時に免疫力も30%も上昇すると言われています。
その理由は、私たちの体内にある酵素の働きが良くなるからです。
酵素はあらゆる細胞をスムーズに働かせる為のキーマンです。
白血球の働きをよくして菌をやっつけたり、食べ物の消化や吸収を促したりします。
その酵素が最も活発に働く温度は37-40℃です。
体温が上がると酵素が活性化するので、免疫力がアップするのです。
特に、最近のウイルスの感染予防などで免疫力の強化が叫ばれています。
生姜を食べるだけで免疫力が上がるなら食べない選択はないですよね。
体温上昇により嬉しい健康効果が現れる!?
生姜によって体温上昇すると他にも体に嬉しい影響がいくつも現れます。
ダイエット効果、老化防止、鬱症状の改善と言ったものまで。
さらに生姜には、強い殺菌作用がある「ジンゲロン」
抗酸化作用のある「ポリフェノール」
「気」の流れをよくする香りの成分「ネオール」など、心身の健康と美容に欠かせない様々な有効成分が含まれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「生姜」について説明致しました。
体に良い事だらけでしたね。w
ぜひ、毎日の食卓のちょい足しに挑戦してみて、少しでも健康に近づける事を応援しています。